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by daikyo4

契約書の事前確認の大切さ!

a0028715_93924.jpgおかげさまで、最近、土地や建物の相談事を受ける機会が多くなり、相談事の中に、土木の分野の擁壁工事について相談がありました。

要約すると、ある不動産会社から直接土地を買ったまでは、よかったのですが、買った土地と隣接地(所有者は不動産会社)との間に段差があり、約5mの擁壁工事の必要性があり、不動産会社との土地売買契約書には、「買主と売主とで擁壁工事は折半するものとする」とだけ記入されており、その後の土木工事の業者選びや、金額面があいまいのまま、契約が交わされているのです。

ここでの問題点は、
① どのレベルの業者にまかせるのか?(業者もピンキリ)
② どういう工法で土木工事をするのか?(現場によって工法が違う)
③ 工事費用と安全性のバランスをどうするのか?(安全性を重視すればするほど工事費用がかかる)

主な要点は、上記の3つなのですが、売主さんが指定された業者の図面や内容を、大鏡プロデュース側の土木工事のプロとチェックしてみると、私達が考えている、安全性優先の工法と少し違うと感じましたが、売主は安く抑えたい。しかし、買主(相談者)は一生そこに住むのだから擁壁工事そのものの安全性・耐久性を優先したいという意見にわかれており、折り合いがつくのには少し時間が掛かりそうだなと感じました。

仮に100万~200万の費用の差が施工会社によっては、出るにしても擁壁が万一崩れた場合を考えると、施工会社や売主が、会社であれば、法的には会社そのものに責任があり、会社が無くなればそれで終わりです。

その会社の社長個人に、支払請求することは、できません。

結果的には、買主個人の泣き寝入りにしかならないのです。

私達のアドバイスとしては、資金力と技術力のある土木会社による合い見積りがいいですよと話し、その現場にあった工法・図面・工事費用の見積もりをお出しして、それを持って再度、売主さんと話合いをすることをお勧めしました。

一番のポイントは、契約前に契約書の内容のチェックを、土木の専門家と相談をしていれば、時間と神経をつかわずにすむ話しだったはずです。

契約前に契約書の内容のチェックや、問題点がある場合は、その分野の専門家と相談することをオススメします。

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by daikyo4 | 2004-06-19 09:32 | 豆知識