実務を通して得た「失敗しないため」のノウハウを公開!


by daikyo4

お金を出す人と出さない人の意識の差

先日、宇栄原の土地を売っていただいた地主のUさんから、
「相談事があるから会って話しがしたい」と言う連絡があり、お話を聞いたところ設計士との関係で非常に困っているとのことでした。

内容を整理してみると

1つ目は、友人からの紹介で、ある設計事務所へ3ヶ月まえにプランを依頼したところ、2~3回しか打ち合わせをしてもらえず、大変不安であるとのこと。

2つ目は、予算(ローコスト住宅)を事前に伝えているが、仮プランの見積りが、予算を500万以上オーバーしている。

3つ目は、もし断ったら設計事務所から違約金を請求されそうで心配である。

以上がUさんの悩みです。
しかし、設計事務所を紹介した友人もあてにならず、Uさんは、途方にくれていたそうです。

そんな中、先日、私達と土地取引をした際に私の言った一言、

「いつでも、ご相談にのりますので、何かあればご連絡ください。」

その言葉を思い出したUさんは、急いで私に電話をしたそうです。

Uさんの依頼してる建物は、店舗兼住宅。
現在アパートと貸し店舗の家賃が、月15万支払しており、けして余裕のある生活を送っているわけではありません。

ここで強く言っておきたいのが、このような設計士とのトラブルは、日常茶飯事で、けしてめづらしいことではないのです。

仕事を請けた設計士も、事前に,「ローコスト住宅の経験がない」または、「忙がしいので時間がかかる」など、言ってくれれば、お互いの時間を無駄にすることもなく、トラブルは避けられたのです。

もし、その設計士も自分がお金を出す立場だったらどうでしょう?

その設計士は、真剣に設計に取り組み、満足のいく設計プランを出したと思います。
きつい言い方をするとお客様の立場を考えていなければ、プロとは呼べません。


その設計士さんとの3ヶ月間の打ち合わせは、Uさんご家族にとって、ムダな3ヶ月になってしまいました。

私がUさんにアドバイスしたのは

○その設計事務所との対処方法
○設計士の仕事の中身と料金の相場
○設計をする前に認識しないといけないローコスト住宅の考え方
○Uさんご家族の建物のイメージに合った設計士の紹介
○設計後の建築会社選びのポイント
○住宅ローンセンターとの事務手続きの対応

上記のアドバイスのいくつかは、本来なら最初に仕事を請けた設計士がやるべき仕事です。
しかし、お金を出す人の立場に立った、ものの考え方が理解できなければ、家主の真剣な気持ちがわからないのです。

--------- 不動産・住宅業界で仕事をしている方へ ---------

個人の立場で、お金を出して土地を購入したり、家を建てるなどの経験や体験をしてみると、お金を出す家主の思いや真剣さが、わかるかとおもいますよ。

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Uさんには、今回、ローコスト住宅につよい、設計士の大城さんをご紹介し、サポートしながら、家造りの再スタートとなりました。(写真 打合せの様子)

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by daikyo4 | 2004-07-01 12:53 | 豆知識